影

すごく楽しくて

わくわくで

毎日が輝くほど楽しいのに

時々　影を見る




そりゃ、そうさ。

光があるところには、影ができる

生きていれば誰にでも

影はできる


だから、イヤだなんて言わないで？

その影は

あなたが生きている　証なんだから

そうじゃないのに

ずっと　思ってた

大好きだから　大切だから

幸せでいてほしかった。

あたしなんかどーでもいぃから

幸せでいてほしかった。



苦しめることしか出来なくて

言うことでしか自分をぶつけられなくて

怖くて

何が一番いいのか　わからなかった


あたしには　何も出来なかった


することすら　許されなかった


あたしじゃ　救えなかった



もうこれ以上　傷つけたくなくて　傷つきたくなくて

あたしが消えることで　全て丸くなるなら

消えてしまおうと思った。



自分が　相手がイヤなものになってほしくなくて

させたくなくて

あたしは離れた


なのに･･･それすら無意味のことのように

求められて　与えた

それしかできない自分が　悲しかった



夜風にあたりながら

湿気と冷えた風の匂いで

あの子の話を思い出したら

鼻がツンとなった

心の在処

読んだだけなのに　こんなにも胸が苦しい

悲しい話ではないのに　こんなにも苦しいのは

何のためなのか

どうしてなのか

ずっと　わからなかった



ここにある世界ではないのに

有り得ない話なのに

誰が傷つくわけでもないのに



だから　自分の何かなのかと

気持ちなのかと思っていたけれど

やっと、わかったよ


誰のせいでもなく

ただ

あたしの心が　生きていただけ

それだけだったんだ

けむたいの？

みんなでいるのも好きだけど

やっぱり一人でいるのも好き


話したい時に　話したい人と　喋ればいぃのに

なぜか型にはまっているの？

自由なのに　自由じゃない何かが

あたしを見ている。

なんだか動かなくて

想いだけを馳せる。


たばこなんか嫌いだ

始まり

今日は、入学式だった。

待ちに待った、始まり。

同時に今日が最終調整。

もう、大丈夫。

どうすればいいか、わかった。


これがあたしの最終調整。

ありがとう。

もう大丈夫だ。