優しさに憧れて

いつかのあたしは

「優しい人間になりたい」

そう　思ってた



「優しいね」そして「優しすぎるよ」

手に入れた言葉は　偽りのあたしが作った

優しさが産んだもの・・・

言われるたびに　悲しくなった




こんなんじゃ、ダメなんだ

これは、本当のあたしじゃない




そう思ったあたしは

自分の優しさを捨てた。

気遣いを　捨てた


いけないんだってわかってても

見て見ぬふりをした




苦しかったし　色々な思いを感じて

あたしはまた

「優しさを持ちたい」

そう　思っている



もう、一年半もたつんだね。

あれから数えれば、もーすぐ二年。

「長いようで　短かった」

ってよく言うけど

違う

「長かった」よ





これから、どう変わってくかわかんない


どんな自分を好きになれて

どんな自分を嫌いになるんだろう。

一生終わらないそれは

カタチを変えながら確実に

あたしの中で　動いてる








負けない　負けない　負けない


いつか唱えたあの言葉


負けても、いいよ


甘やかした、あの言葉




全部、あたしに必要だった




だから気付ける今がある









描いている未来が　今と違っても


目指すものは　同じなの










頑張ろう。

ね。

一緒に