無題

二人歩いた暗い夜道も

今は一人前を向いて歩く

寄り道をしたあの公園も

今は横目で見てるだけ


怖いなんて言ってたけど

本当は

そんなに弱くないから大丈夫で

でも一緒にいたかったから

嘘をついたんだ



好きだったよ

その一瞬も

永遠にと思えるほど愛しかった

でも二人の愛の形は

永遠だよね、きっと・・・



だからこそ　忘れられなくて

あたしはあたしでいられなくて

「泣きなさい」なんて言わないで

あなたを恨むのは　・・・嫌なんだ



あんなに近かったその両手は

繋ぐ前に離れていってしまったけれど

でもあたしはそれでも

幸せになってほしかったんだよ・・・



好きだったから

愛してたから

あなたの本当に気づいてほしくて・・・

その為ならば

傷つく　諦める　我慢することも

大丈夫だよと

辛くないよと思ったんだ


・・・今度は、あたしの幸せを願っていぃですか？

誰よりも