優しさ

あたしの思いは　時に人を傷つける

そんなの、優しさなんて呼ばない。

あたしにはきっと、優しさのカケラもない。

人に優しい人間になりたい・・・

自分を押し殺して、演じてきただけでしょう？

優しいように、見せかけてただけでしょう？

あたしは結局、優しくなんかなれなかった。

本当の優しさなんて、持てなかった。

だから、「そらおは優しすぎるよ」って言われるたびに、悲しくなった。

それは、本当のあたしじゃないよ。

本当のあたしは、優しくなんかないよ。

だから、言われるたびに、苦しくなった。

人のために・・・じゃない。自分の自己満足のためなだけなのに。

優しい自分に酔いしれて、きっとそれで満足しているんだ。

いつでも客観的な自分が、そうささやく。

そうじゃないでいてほしい・・・そんなの当たり前じゃない。

でもね、願いは願い。本当は、わかってる。

もっと、自分を捨ててしまいたい。

自分だけの幸せを求めることを、苦に思いたい。

人の中にある幸せを、自分の幸せと思いたい。

あの人と出会って・・・

後悔はないけど。。。

自分だけの幸せを求めるようになってしまったあたしは

たくさんのことに気付いた。



優しさって、なんだろう・・・

わかんないよ、そんなの。

でも少しでも形にできるように　心の中で形になるように

考えていきたい。

あたしの、あたしだけの優しさを