約束

大丈夫　ねぇ　大丈夫だから

そんなに泣かなくても　あたしは側にいるから

それでも泣く君ををあたしは・・・

ただ、抱きしめる

それしか出来なかった



伝わらない想いは　うまく言葉に出来なくて

余計苦しめちゃって　ごめんね

だけど想う何かがあるから

「違うんだよ」って言いたくて

口から出るのは　自分語


「そうなんでしょ？」って君の目を見たとき

あたしは何も言えなくなったけど

言葉がない　声にならない　音にならず

ただ　心には響いてる



ちゃんとあるから

大丈夫　ねぇ　大丈夫

あたしは君からずっと離れない

すがるように強く握り返す君に

あたしは　何も言えず

ただ　抱きしめる




痛いからなんだと言えば

君を全てから守りたい

キレイ言ばかりのこの世に埋もれないように

この手だけは離さないと　約束するよ

永遠にあたしは側にいるよ・・・


だから

大丈夫　ねぇ　大丈夫だよ

誰かが手を差し延べたあなたは　それを掴んで

あなたがあたしを放しても

どこにも飛んでゆかず

君が信じてくれたなら

ずっと君の心の中にいるから

虹空

何のために生きればいいか　わからなくなった時

あたしのために生きてよと

あなたに言いたい


「あぁすればよかったなんて　今更意味ない」

そんな風に言わないで

生きた証だから



あなたのどんな過去も

あたしは見ていたい

だってあの時その道が

今のあなたをここに連れてきた



雨が上がれば見えるあの空に

あなたの泣き顔似ているな

澄んだ顔して泣いたあなたに

虹がかかってる

あの日

あたしの　この一つ　後悔が

あなたの　心に　有るというなら

あたしは　あなたのタメだから　と

振り返らず　前を向く道をゆこう



それすら　意味のないコトのよに

あなたが　毎日を生きるなら

心が　無理することもないね・・・

あっさり　あたし　投げ捨ててゆくんだ


そんな簡単なことじゃないから

したく　出来るものでもないから

涙を飲み込んで　問いかける



「ねぇ　今、幸せ？」



認めたくない思いあの時の二人を

違うもので埋め尽くしてく　この感情は

信じたもの全てを奪い去ってゆく



目が合うたびそらしてく

あなたじゃなくてあたしが

「いらない　いらない」心で

全てを消し去って　あなたさえ

今あるこの現状

あなたのせいじゃないあたしが

睨む　心　捨てきれない思い全て投げ捨てて

いらない

消えて

ほしかったの

砂浜

空っぽのなんもなぃビンをあたしの涙で埋めて

もぅ一つの空っぽビンはあたしの言葉で埋めた

それらを堅いコルクで閉めて

洩れないように海に流した


どこへ流れついたかあたしにはわからないけど

そのつまったモノを誰が開けたか

戻って　今もここに


残り心はもうないよと

思い出だけは切ないよと

いつか笑えるその日まで・・・あたしは泣けるんだ

キラキラ輝くために　涙は光るんだ

染み込んで　いつか




新しい何かに期待して

だけど過去にしがみついて

前に進もう

手は出てるのに

足は動かない

「わかっているよ」と　わかっていない自分が

問いかけるように繰り返す

「過ちってなんのコト？」


傷つくコトは怖くないよと

捨てられるコト怖がってるの

だからあなたを

あたしはあなたを

愛せない



「愛してる」

って言わないのは

言えないんじゃない　言わないの

「愛してないよ」

と言わないのは

言わないんじゃない　言えないの


そろそろ潮は退いたから　歩いてゆこう

まだ　知らない道を

無題

風が吹く頃

あたしは元気で笑ってますか

大好きだった日々たちも

笑っていますか


問い掛けてみては

わからなかったけど

今　やっとわかったよ


何にも変わらず風は吹いてて

あたしの好きな日々はそのまま

ここにあったことに気づけたんだ


大好きよ

この風も　この音も　この匂いも

全てがあたしを連れていってくれる

目を閉じればほら

あたしはあの笑顔で笑ってる

何もなかった頃のように今も

笑えてますか？